34歳女 突然のバラ

既婚、子供一人有り、の女性です。

主人との付き合い始めた頃のことです。

理系の男子校出身のためでしょうか、女性はおろか家族間でもプレゼントは贈ったことがないと言っていた人です。

(ホントのところは分かりませんが・・・)

付き合い始めてから何度目かのデートで、突然もらったプレゼントにびっくりしたことがあります。

それはピンク色のバラのブリザードフラワーです。

憎いことにバラ1輪。

キラキラ輝いているのはダイヤモンドの粉なのだそう。

誕生日でもなく、付き合い始めたばかりでコレは下手をすればドンビキされるよねぇと今なら笑えますが、見るからに上品でかわいい物なので、意外とセンスあるんだ、と思ったのを覚えています。

無骨な男性がいくつもの店を探し回る姿に、女性は弱いのでしょうか。

これがきっかけ、とは言いませんが、結婚までしてしまいました。

今でも自宅にあります。

残念なことは、ずっと飾っていたので、色が褪せてしまいました。

花だけ取り替えられないかと店に相談しましたが、不可、とのこと。

残念に思っていたら、同じのは見つからなかったけれど、と再度バラのブリザードフラワーのプレゼントを貰いました。

たった一輪の花でも、人を繋ぐ力があるのですね。

新しいブリザードフラワーを飾り、以前のものは暫く仕舞っておこうかと思っていたら、子供が持って行ってしまいました。

花と台座が離されて、台座だけ遊びに使われています。

苦笑いするしかありませんが、子供にも「パパからのプレゼントなのよ」と言い聞かせてありますから、色が褪せたバラをぐしゃっとはせずにきれいに外されていました。

多少の喧嘩はこのブリザードフラワーを見れば、優しいところもあるのだと落ち着けます。

子供から「パパからのプレゼントなんだよね」と言われれば、誇らしげに「そうよ。

大事な物。

」とはっきり答える事ができます。

それが出来なくなったら夫婦仲は終わるのかもしれません。

最後に、目下気になることは、2代目のブリザードフラワーが色褪せたら、3代目を貰うことが出来るのか、です。