プレゼント体験談
36歳女、コレクションを理解して贈ってくれたプレゼントに大感激
三十代で介護福祉士をしている女性です。
三十代ということもあり、これまでさまざまな男性からプレゼントをもらった経験があります。
どのプレゼントも私のために一生懸命選んでくれたので、嬉しいのには変わりはありませんが、特に嬉しいと思ったのは今から五年ほど前にお付き合いをしていた彼からもらったプレゼントです。
当時付き合っていた彼氏は年下であまりお金を持っていないようなタイプでした。
そのため、誕生日プレゼントというものもあまり期待しないでおこうと思ったのです。
基本的にはブランドものが苦手なので、ブランド物のプレゼントはいらないとは伝えてあったのですが、それも彼はお金のことを遠慮しているのだろうと思っていたようです。
誕生日の三ヶ月も前からリサーチをされているような感覚を覚えていたので、趣味で集めているアンティークキーが欲しいと告げたのです。
アンティークキーは安いものであれば1000円もせずに購入することができます。
そのため、決してお金持ちではない彼のことを安心させてあげたいという思いがあったのです。
そして迎えた誕生日。
彼が予約してくれたカフェバーで誕生日をお祝いしました。
私はその気持ちだけでも嬉しかったのですが、彼からプレゼントも渡してくれました。
渡されたのはアンティークキーが入っているにしては大きめなものです。
アンティークキーではないのかと開けてみると、それは一冊の本でした。
しかも、私が一番のお気に入りのアンティークキーが表紙になっているのです。
ページを進めていくと、それは私がコレクションしている百本近いアンティークキーの数々。
ただアンティークキーを撮影しているだけではなく、家にあるアンティーク家具や小物を上手に使ってきれいに撮影されている、オリジナルの写真集だったのです。
彼はアンティークキーはたくさん持っていて被ったらいけない、ならその好きなものをオリジナルの本にしようと決めたとのこと。
これまでブランドものなどももらったことはあるけれど、こんなに手が込んで私のことを理解してくれているプレゼントは初めてで大変嬉しかったです。